PHCホールディングス傘下のWEMEX(ウィーメックス)は1日、クリニック用Web予約・問診システム「Medicom診療支援」の提供を開始した。同システムは、診療現場の課題を理解した上で開発されたもので、初めてでも使いやすのが特長となっている。
Web予約やWeb問診システムの導入は、クリニック経営問題の解決手段として注目を集めているが、高機能のシステムの中には操作が複雑なものもあり、ITスキルに不安のあるスタッフや患者にはハードルが高い面がある。
同社が開発した同システムは、こうした現場のリアルなニーズを徹底的に分析し、あえて機能を厳選することで、初めてでも使いやすく、低価格で導入できるシンプルなものとなっている。
特長としては、初めてシステムを利用するスタッフや患者にも使いやすく、シンプルな画面設計と高い操作性を追求し、直感的に操作できるため、導入後すぐに運用を開始できること。さらに、多機能・高価格なシステムよりも、手軽さやコストパフォーマンスを重視する顧客に向け、本当に必要な機能を厳選し、導入時のサポート方式(訪問支援・Web支援・サポートなし)を選択できるため、ITスキルやニーズに合わせた導入ができる。
また、診療っか別や発熱外来用など、よく使われる14種類のテンプレートを用意しており、そのまま利用できるほか、各クリニックの診療内容に合わせて自由にカスタマイズすることもできる。加えて、同社が提供するクリニックレセコン一体型電子カルテ「Medicomクラウドカルテ」や「Medicom-HRf Hybrid Cloud」との連携が可能で、予約情報や問診情報を電子カルテに転記する必要がなく、受付スタッフの入力作業も軽減できる。