TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【九州大学病院薬剤部】薬剤師の3交代廃止検討‐働き方改革で夜間対応減

2025年04月24日 (木)
昨年10月に同院教授・薬剤部長に就いた内田氏

昨年10月に同院教授・薬剤部長に就いた内田氏

 九州大学病院薬剤部は、薬剤師の勤務体制を3交代から2交代へ変更することを検討している。遅い時間まで診療している医師の注射薬オーダに対応するため、2003年に日勤、準夜、深夜という全国的にも稀な3交代制の導入に踏み切った。注射薬の処方から実施までの時間を短くすることで、中止や変更を極力少なくする意図もあったが、近年の働き方改革で医師の長時間労働の是正が求められ、夜間対応の必要性は徐々に小さくなっている。2交代制に変更して日勤帯で働く薬剤師数を増やし、対人業務を拡充したい考えだ。

 3交代制を開始したのは、注射薬オーダシステムの導入に伴って、医師から注射薬オーダの締切時間をできるだけ遅く設定してほしいと強く要望されたことがきっかけ。現在は日勤帯(8時15分~17時00分)、準夜帯(15時00分~23時45分)、深夜帯(23時45分~8時30分)の3区分を設けて薬剤師を配置している。注射薬オーダの締切時間を内科系診療科は16時、外科系診療科は20時に設定し、準夜帯の薬剤師が注射薬の個人セット化などを担当している。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術