富士フイルムホールディングスは22日、ドイツ・エッセンを拠点とする「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」主催の「レッドドット・デザイン賞プロダクトデザイン2025」で、イメージング製品や医療機器など23製品が「レッドドット・デザイン賞2025」を受賞したと発表した。
同賞は、1955年に設立された国際的なデザイン賞。デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性などの基準から審査され、優れた製品に贈られる。ドイツの「iFデザイン賞」、米国の「IDEA賞」と並び、世界三大デザイン賞の一つで権威ある賞となっている。
今回、国際的に活躍するデザイン専門家による審査の結果、同社の23製品の受賞となった。受賞製品の中には、レンズやカメラ、プリンターなどのほか、医療機器として「1.5テスラ超電導MRIシステム「ECHELON Smart ZeroHelium」、内視鏡プロセッサー「EP-8000」が含まれている。
同社は今後も、外観デザインの美しさに留まらず、簡単・快適な操作性や携帯性などに徹底的にこだわったデザインの実現により、製品の新たな価値創出を目指していくとしている。