自民党、公明党、日本維新の会の3党による社会保障に関する協議が23日に開かれたが、OTC類似薬の保険給付見直し、後発品推進関連加算の廃止に関する議論は行われなかった。次回協議で、OTC類似薬の各品目が保険適用除外された場合に患者負担がどの程度増加するかについて、厚生労働省が具体的試算を示す見通しだ。
この日の協議では、「余剰病床の削減」「電子カルテなど医療DX推進による医療の効率化」が主な議題となった。維新は保険適用除外可能なOTC類似薬を具体的な品目名で示すよう与党側に求める予定だったが、岩谷良平幹事長によると「今日はほとんど議論がなかった」という。