
代表理事の漆畑氏
昨年12月に設立された日本心不全薬学共創機構は10日、小田原市内で発足式を開催した。漆畑俊哉代表理事(なかいまち薬局社長)はあいさつで、心不全患者が増加する心不全パンデミック時代に対応するため、「薬局を利用するほど心不全を防ぎやすくなる場所にする」とのステートメント実現を誓った。
漆畑氏は、「薬剤師が力を発揮するのは薬を渡した後にその人を見るという仕事。共創機構はただ手を取り合うというのではなく、違う立場や専門性の人が話し合い、未来を実現するのが価値になる」と述べ、心電図やバイタルサインの計測・評価など全国に6万軒以上ある薬局を心不全発症・増悪予防拠点に活用していくための活動推進に意欲を示した。
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