インテージヘルスケアは、2025年7月度のOTC医薬品(一般用医薬品)市場概況を公表した。それによると、7月度の販売金額は1051億円となり、OTC医薬品市場は前年比95.7%でマイナスとなった。同社は、「OTC医薬品は全体的に低調。食品などの必需品の物価高騰の影響を受け、一部の製品では買い控えが起きている可能性も考えられる」と指摘している。過去5年の7月の平均を100とした場合の5年指数は101.7だった。
7月度に好調だった薬効は、総合ビタミン剤(販売金額25.2億円、前年同月比110.8%)、整腸薬(42.3億円、104.3%)、外用鎮痛・消炎剤(83.1億円、101.8%)、目薬(75.2億円、101.9%)、ビタミンC剤(15.9億円、106.8%)などとなった。
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