【一般薬連など4団体】セルフMの実践呼びかけ‐3、4日にOTC普及イベント

2025年10月01日 (水)

 日本一般用医薬品連合会(日本OTC医薬品協会、日本家庭薬協会)、東京薬事協会、東京生薬協会、東京都医薬品登録販売者協会の主催による、OTC医薬品普及啓発イベント「よく知って、正しく使おうOTC医薬品」が3、4の両日、東京外神田の神田明神で行われる。30を超える企業・団体が参加し、今年も会場となる神田明神文化交流館EDOCCOとオンラインにより、セルフメディケーションの実践を呼びかけていく。

 毎年秋の恒例となった同イベントは、今回で18回目。「今こそセルフメディケーション、さあ実践」をサブテーマに掲げ、広く国民の行動変容を呼びかけると共に、セルフメディケーションにおけるOTC医薬品の役割や、正しい知識・使い方などの普及啓発を図り、国民の保健衛生の維持向上に寄与することを目的とする。

 ブース出展は、OTC医薬品関連企業(長野県製薬、大東製薬工業、三宝製薬、龍角散、大和生物研究所、救心製薬、ユースキン製薬、ツムラ、イチジク製薬、宇津救命丸、イスクラ産業、山崎帝國堂、森下仁丹、エスエス製薬、雪の元本店、浅田飴、翠松堂製薬、樋屋奇応丸、養命酒製造、大正製薬、太田胃酸、キンカン、大幸薬品、コーセーマルホファーマ、ジェーピーエス製薬、わかもと製薬、クラシエ薬品)に、日本チェーンドラッグストア協会、タカゾノ、医薬品医療機器総合機構(PMDA)、メディカルコンパスを加えた過去最多の計32ブース。今回はこれに大木製薬を加え、33の参加企業・団体が集まった。

 また、主催団体の東京生薬協会の事業が江戸の養生に通じるセルフケアを推進しているとして、東京都の「江戸東京きらりプロジェクト」(江戸東京の伝統に根差した技術や産品などで意欲ある優れた対象を世界に発信していく取り組み)に選定されたことから、今年はよりセルフメディケーションを実践してもらう企画を充実させた。

 これまで地下1階のみであった「健康チェックコーナー」を、一部2階にも拡大。自律神経・血管健康度、体組成、骨健康度・骨密度、肌年齢・血圧等を無料で測定し、検体測定室の結果も含めて薬剤師が説明を行う。このほか模擬薬店コーナー、調剤体験コーナー(タカゾノが実施)も設けられる。

 初日のオープニングイベントでは、小池百合子東京都知事が来賓あいさつを行うほか、「江戸東京きらりプロジェクトスペシャル対談」として、東京都医師会の尾崎治夫会長と歌舞伎役者の喜美勇さんとの養生をめぐるトークも予定する。

 会場開催時間は初日が10~17時、2日目が10~16時。



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