医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団=レギュラトリーサイエンスエキスパート研修会専門コース「〈品質ミニ研修〉皆で考えるGMPにおける品質保証の困りごと―品質問題事例(逸脱、変更、教育)を題材に」を11月20日にウェブ開催する。
同研修は、日々の業務で直面する課題について意見交換を行い、具体的なヒントを得ることにより参加者の業務改善につなげることを目的に開催される。
GMPの実践においては、規制やガイドラインの遵守が求められる中で悩みや疑問、困りごとが生じることも少なくない。そこで同研修では、講師を交えた自由な対話の場を設けることで、業務の悩みに対する具体的なヒントを得ると共に、品質保証の視点を深めて実務に生かせる知識を習得する機会としたい考え。企業の枠を超えた多様な視点を取り入れることで、現在課題となっている医薬品の安定供給の一因である品質問題の改善への貢献も期待されている。
研修の題材としては、GMPにおける主要課題である「逸脱」「変更」「教育」を取り上げ、コンパクトな講義と事前に集めた疑問や課題をもとにした双方向のグループワーク(議論・まとめ)を行う。
なお、同研修会では少人数でのグループワーク(8人×3グループ)が予定されている。