インテージヘルスケアは20日、全国900人の医師を対象にした医療機器プロモーショントラッキング調査の結果を発表した。印象に残る医療機器メーカーランキングは、心臓血管外科分野で日本ゴアが2位に急上昇、消化器外科ではオリンパスが3位に返り咲いた。
今回の9月調査における医療機器メーカー印象ランキングは、心臓血管分野では1位が日本ライフライン、2位が日本ゴア、3位がアボットであった。1位と3位は前回の6月調査と変わらずだったが、日本ゴアは前回の6位から大きく順位を上げて、前回2位のメドトロニックと入れ代わった。日本ゴアは、メーカーと製品群を組み合わせたランキングで今回1位となっており、人工血管(ステントグラフト)に関する情報提供が医師の記憶に残ったことが印象ランキングを押し上げたと考えられる。
消化器外科では、前回3位だったインテュイティブサージカルが順位を落とし、代わってオリンパスが3位に復帰した。この分野の1位と2位はJ&Jとメドトロニックが常連だ。
医師の情報入手経路は「直接営業」が81%で最も多っかたが、これは従来から変わらない傾向。一方、Web講演会や院内説明会は若干減少傾向にあり、対面での詳細説明が依然として重要な役割を果たしている結果となっている。
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