日本医療画像システム工業会(JIRA)は17日、昨年11月から12月にかけて実施した「第23回画像医療システム等の導入状況と安全確保状況に関する調査」の結果概要を公表した。X線CT装置などの代表的7機種の平均買い替え年数は今回の調査で初めて13年を超えた。JIRAでは「長期使用が固定化され、日常の安全点検と定期的な保守管理が、より重要度を増す状況」だとコメントしている。
調査は1988年から継続実施している。今回は全国の医療施設を病床規模別に4分類し、その中から無作為に抽出した1000施設の放射線部門技師長を対照に実施した。有効回答数は388施設、回収率は39%。
調査結果によると、代表的7機種である「X線CT装置」、「血管撮影用X線装置」、「MRI装置」、「核医学装置(SPECT装置)」、「放射線治療装置」、「超音波装置」、「CR画像処理装置」の平均買い替え年数は、第1回調査の8.5年から、2008年の調査で11年を、2016年の調査で12年を、今回の調査で13年を超えた。
また、代表的7機種を含む44機種について、機種ごとに使用年数別台数をみると、CR画像処理装置や血液照射装置など8機種では「11年以上」使用されている割合が半数を超えた。さらに、42機種で「6~10年」と「11年以上」使用されている割合が半数を超えた。JIRAは「平均買い替え年数の長期化を裏付ける結果」としている。
JIRAの瀧口会長は同日開いた記者会見で、買い替え年数の長期化を踏まえ、検討チームを今年度立ち上げる考えを示している。
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