【オムロン】ワッツと共同で売り場づくりの高度化を推進‐データ活用し商品構成最適化で売上向上へ

2026年06月12日 (金)

 オムロンはこのほど、長期ビジョン「SF2030」の中期ロードマップ「SF 2nd Stage」で注力するデータサービスビジネス「M&S事業」の一環として、ワッツと共同で、チェーンストアにおける、データ活用による店内売場づくりの高度化に向けた取り組みを開始した。この取り組みでは、店舗の立地や規模、来店客層などの違いに応じて店舗を複数のタイプに分類し、それぞれの特性に合った商品構成や売場づくりを行うことで、販売機会の最大化と売上向上を目指していく。

 同取り組みでは、オムロングループ関係会社のJMDCがもつデータ分析に関する知見・技術を活用し、本部が把握しきれていない店舗ごとの特徴や販売傾向を可視化し、各店舗に最適な商品構成や運用ルールを設計することで、店舗の売上向上を図っていく。

 また、売上や在庫量などのデータが本部で一元的に把握しづらい環境であっても、売上拡大につながる店舗施策を継続的に実行できる仕組みの構築を目指し、

 ▽立地条件などの多様な店舗データと、オムロンが設計した店舗向け特性診断アンケートをもとにAIを活用し、店舗を複数のタイプに分類

 ▽商品ごとに、どの店舗タイプでどの程度の販売が見込めるかを予測し、その傾向を可視化

 ▽それぞれの店舗タイプに合った商品ラインナップを設計し、従来の発注業務に無理なく組み込む形で現場に展開

 ▽各店舗タイプで本来見込める売上を最大限に引き出すための売場づくりを設計

 ――などにより、データ取得に制約のある店舗でも、各店舗の販売特性を活かした売場づくりを実現させていく。

 この取り組みの中でワッツは、▽店舗内の売場運営および商品構成に関する業務知見の提供▽店舗のタイプを踏まえた実務上の区分整理および商品構成・運用ルールの具体化▽現場での実装・検証および売上観点での改善――の役割を担う。

 オムロンは、▽データが十分に得られない環境でも活用可能な分析手法の設計と、店舗タイプ分類ロジックの設計▽売上拡大につながる商品構成・運用ルールの設計と、現場で再現可能な運用方法の仕組み化支援▽継続的な改善と全社展開を見据えた運用設計の支援――の役割を担っていく。


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