
山本会長
一般社団法人日本医療機器産業連合会(山本章雄会長)は9日、東京大手町のKKRホテルで、総会後に会員団体の企業関係者や厚生労働省、経済産業省、文部科学省等の来賓を招いて懇親会を開催した。
山本会長は、冒頭あいさつに立ち、石油関連製品の供給不安や政府から求められている国家経済安全保障の観点からのサイバーセキュリティについて、「石油関連製品の方は皆さんもダイレクトに来てると思いますが、サイバーセキュリティの話はともすると遅れてしまうので、ここはぜひよろしくお願いしたい」と早めの対応を求めた。
また、医機連会長として参加した政府の「健康・医療新産業協議会」について、「今日私がヘルスケア機器をやると宣言をするわけではないが、ヘルスケア機器の話もわかっていないと、我々は産業界で取り残されていくことになるかもしれないという危機感を覚えた」と述べた。その上で、「他の団体との連携を強めていくような時期になってきたのかなと感じる。例えば周りには病院の方、製薬の方もいる。我々の業界だけに閉じこもっていてもやっていけないような状況になってきたのかもしれない。私はこれから1年ぐらい、そういう人脈、というよりも団体脈を広げるような活動をやっていこうと思っている。ご賛同いただける方はぜひ一緒に進めていただきたい思う」と述べ、他業種団体との連携強化を呼びかけた。
この後来賓あいさつに移り、(1)内閣府健康・医療戦略推進事務局長の内山博之氏、(2)厚生労働省大臣審議官(医政、口腔健康管理、精神保健医療、訪問看護、健康、生活衛生、災害対策担当)の榊原毅氏(医政局医薬産業振興・医療情報審議官の森真弘氏の代理として)、(3)厚生労働省医薬局長の宮本直樹氏、(4)経済産業省商務・サービス審議官の井上博雄氏、文部科学省大臣官房審議官(研究振興局及び高等教育政策連携担当)の生田知子氏が順にあいさつした。
続いて、2013年4月から2025年6月までISO/TC210国内対策委員会委員長を務めた鄭雄一氏(東京大学大学院医学系研究科附属疾患生命工学センター臨床医工学部門教授)に感謝状が贈られた。鄭氏は、「国内対策委員会のエキスパートの方々や事務局の方々の尽力によって活動をしていくことができた」と謝意を示し、あわせて後任となる東京大学工学部・大学院工学系研究科精密工学科教授の小林英津子氏について、「ロボット手術やナビゲーション手術の権威であり、医学部とも丁々発止、産業界とも多くのコラボレーションをしており、またPMDAにも出向してレギュレーションも熟知している」と紹介した。
続いて医機連副会長の瀧口登志夫氏が乾杯を行い、同副会長の松本謙一氏が中締めのあいさつを行った。

鄭氏に表彰状授与
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