2024年度に薬学部へ入学した学生が受ける予定の29年度の薬剤師国家試験から、出題基準が新しくなる。国は、22年度に改訂された薬学教育モデル・コア・カリキュラムを踏まえて、薬剤師国試で何を問うのかを見直す議論を始めた。今年度内に新基準が公表される見通しだ。
議論は、医道審議会薬剤師分科会の「薬剤師国家試験出題基準改定部会」で6月1日から始まった。新たな国試では科目構成が大きく変わり、▽社会と薬学▽基礎薬学▽医療薬学▽衛生薬学▽臨床薬学――の5科目に再編される予定だ。
現行の法規・制度・倫理は「社会と薬学」、物理・化学・生物は「基礎薬学」、薬理・薬剤・病態・薬物治療は「医療薬学」、衛生は「衛生薬学」、実務は「臨床薬学」に整理される見込み。
薬剤師は臨床現場で、各分野の知識を横断的に使う力が求められている。こうした実態を反映し薬剤師国試でも、複数分野の知識を結び付けて課題を考える力をより重視することになりそうだ。
























