日中の強い眠気や突然の脱力などの症状が現れるナルコレプシータイプ1の新薬として武田薬品が創製・開発した「TAK-861」(一般名:オベポレクストン)が、日本を含む主要国で承認段階に入ってきた。米国では5日(現地時間)に承認された。日本では新薬の承認の可否を審議する薬事審議会医薬品第一部会で3日に「オーゼイフル錠」の製品名で承認が了承された。同剤は、病因に関与するオレキシン受容体に作用する新規機序を持つ。治験では好成績を残しており、新たな治療選択肢となる可能性がある医薬品だ。武田の次期のグローバル成長戦略品候補の一つでもある。
同剤は、当初計画通り日米とも今年下期に上市される見通しが強まった。
ナルコレプシータイプ1は、日中の強い眠気などを伴い24時間にわたって生活を送ることに影響する疾患。脳内で睡眠や覚醒を調節するオレキシンの産生に関わる神経細胞の消失によって引き起こされるという。
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