ドラッグストア大手のマツモトキヨシは、東京品川区の都営地下鉄「五反田駅」地下1階コンコースに、小スペースを有効活用し、医薬品(第2類・第3類医薬品)に特化した新業態店「Medi+マツキヨ」1号店を13日にオープンした。同社では、この“コンビニエンス型ファーマシー”を、多様化する生活者ニーズ、利便性を追求した新たな店舗フォーマットとして、駅構内やターミナル立地などで展開していく考え。
新店舗の名称は「Medi+マツキヨ(メディプラスマツキヨ)都営五反田店」。医薬品に特化した店舗だが、登録販売者による運営で、第2類医薬品・第3類医薬品の販売を中心とする。売り場面積は約20m2ほどの小スペースのため、ニーズの高い健康食品、栄養補助食品、医療生活雑貨、ヘアケア、男性化粧品なども、品目を絞って展開する。
同社では今後、新たな店舗形態として展開を図っていくが、「既存の都市型・郊外型・インショップ型・NSC(ネイバーフッドショッピングセンター)型・医療モール型などの各店舗フォーマットに加え、改正薬事法の対応強化型として、地域の環境や生活者ニーズに合わせて出店していく」としている。