9月末で当初目標を上回る
日本薬剤師研修センターはこのほど、認定実務実習指導薬剤師が1万人を超えたことを明らかにした。9月末現在のまとめでは薬局薬剤師が6994人、病院薬剤師が3418人で、合計1万0412人となっている。6月15日時点の認定者数は8800人だったが、ようやく当初目標の1万人を超えたことになる。
同センターでは、2005年度から認定実務実習指導薬剤師養成事業を実施、ワークショップ修了者が、08年度末までに1万2000人を超えていたことを明らかにしていた。今年度末には研修修了者が1万3000人程度になることが見込まれており、順次、正式に認定されるものと見られる。
都道府県別に見ると最も認定者数が多いのは、東京の881人(薬局487人、病院394人)、次いで北海道674人(424人、250人)、大阪668人(448人、220人)、兵庫585人(387人、198人)、神奈川535人(332人、203人)、愛知499人(347人、152人)、千葉497人(316人、181人)、埼玉440人(323人、117人)などと続く。
一方、少ないのは沖縄29人(16人、13人)をはじめとし、鳥取38人(25人、13人)、島根52人(33人、19人)、高知60人(39人、21人)、大分66人(38人、28人)、福井79人(54人、25人)、佐賀80人(59人、21人)、山口90人(51人、39人)、山形94人(59人、35人)、秋田96人(67人、29人)など。