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【日本臨床救急医学会】救急認定薬剤師制度の認定試験を12年から実施へ

2010年8月3日 (火)

 日本臨床救急医学会は、「救急認定薬剤師制度」の概要を学会Webサイトで公表した。認定の取得には、学会が実施する認定試験に合格することや、救急領域における2年以上の実務経験などが必要。今後、細部の規定を検討して決め、2012年に第1回目の認定試験を実施する計画だ。試験実施に向け、来春には、救急領域における薬剤師の業務内容をまとめた書籍の発刊を予定している。

 公表された認定資格の骨子は次の通り。

 [1]日本の薬剤師免許を有し、薬剤師として優れた人格及び救急治療における薬物療法に関する見識を備えていること

 [2]薬剤師としての実務経験を5年以上有し、かつ救急治療における薬物療法に2年以上従事していること

 [3]日本臨床救急医学会の正会員であり会員歴が2年以上あること

 [4]日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師、日本医療薬学会認定薬剤師、薬剤師認定制度認証機構により認証された生涯研修認定制度による認定薬剤師、あるいは日本臨床薬理学会認定薬剤師であること

 [5]医療機関において、救急治療における薬物療法に関する業務を通じて患者の治療に自ら参加した25例以上の症例を報告できること

 [6]申請時において、ICLSコース受講もしくはBLS/AEDコース指導経験があること

 [7]研修委員会が指定する学術集会、研究発表などにおいて、別に定める単位数を履修していること

 試験の実施時期や場所などが正式に決まっていないため、今回の認定資格骨子には記載されなかったが、認定取得には、学会が実施する認定試験に合格する必要がある。今後、認定の英語名、単位履修を認める学術集会など、細部の規定を検討し、認定制度の全体像を年内に決める計画だ。

 救急領域は医師を筆頭にマンパワーが不足しており、多職種が参画するチーム医療の実践が求められている。08年の診療報酬改定で、意識のない患者への薬剤管理指導料の算定が実現したこともあって、ICUやCCU病棟、救命救急センターで、チーム医療に参画する薬剤師が増えてきた。

 その業務の標準化や質の向上を支援するのが、認定制度構築の目的。約1年前、医師や薬剤師が委員となって学会内に発足した、「救急認定薬剤師制度検討委員会」が、これまで制度の骨格を話し合ってきた。

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