第22回日本医療薬学会年会が27、28の2日間、新潟市内で開かれ、5300人以上が参加した。シンポジウム「薬物療法専門薬剤師に対する期待」では2012年度から始まった同学会の薬物療法専門薬剤師制度の概要や展望を各演者が紹介した。第1回目の認定申請は11月上旬に締め切られ、年明けにも初の認定取得者が公表される見通し。また、同制度の上に各領域ごとの認定を設置する案を、これから具体的に検討する可能性があることが示された。
同制度は、幅広い領域における高い水準の知識や技術、臨床能力を駆使し、他の医療従事者と協働して薬物療法を実践できる薬剤師を“スーパージェネラリスト”として認定するもの。今年3月に概要が決定し、12年度から本格的な運用が始まった。
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