政府は23日、日本経済再生本部に設置した産業競争力会議の初会合を首相官邸で開いた。成長戦略の策定に向け、甘利明経済再生担当大臣が医療や介護をはじめとする「健康」等の重点分野を示した。また、民間議員から意見を聞き、健康産業を確立していく中で薬剤師の活用を求める提案も出た。
この日の初会合では、甘利経済再生担当相が、成長戦略を策定する分野の一つとして、新ターゲティングポリシー(戦略市場創造プラン)を示し、健康、エネルギー、次世代インフラ、地域資源を重点4分野と位置づけた。健康分野は、医療や介護の産業化により、国民の健康寿命を延ばすのが狙い。各分野の将来あるべき姿を戦略目標として設定し、研究開発投資から規制改革まで一気通貫の施策を集中投入していく。
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