厚生労働省は25日、癌診療連携拠点病院の空白区となっている医療圏に「準がん診療連携拠点病院(仮)」を指定し、地域連携によって広く癌医療を提供する方向性を、「がん診療提供体制のあり方に関する検討会」に示した。
拠点病院は、全ての二次医療圏に設置を目指して整備を進め、現在397の医療機関が指定されている。ただ、拠点病院間で診療実績等に差が見られるほか、未だに113医療圏で拠点病院が整備されておらず、特定の癌種に強い医療機関の位置づけも課題になってきた。
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