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【中外製薬】モンゴルで微生物探索

2007年7月4日 (水)

 中外製薬は新薬候補物質を見つけるため、今月からモンゴルで微生物探索を実施する。現地で収集した微生物を、自社でライブラリー化し、創薬に向けたリード化合物の発見を目指す。

 これは、独立行政法人「製品評価技術基盤機構」(NITE)とモンゴル科学院との間で交わされた当該国の微生物資源の利用に関する合意の枠組みの中で、中外とNITEが2009年2月まで取り組むもの。

 微生物の収集は、モンゴル西部のウブス県やウランバートル近郊の草原、森林、塩湖を中心に行うという。収集した試料から、モンゴル科学院バイオロジー研究所が微生物を分離し、モンゴル政府との合意の下で日本へ移送、中外で研究する。研究の結果、特許登録や商品化に至った場合は、NITEを通じて収益の一部がモンゴルに還元される。

 中外は同様の取り組みを05年にベトナムで実施した経験があり、菌株ライブラリーの拡充につながったとしている。今回行うモンゴルはベトナムと異なり、寒暖の差も激しいため、様々な環境条件に適合するような、特殊な能力を持つ微生物の確保を期待している。

 なお、この枠組みでは飲料メーカーのカルピスも、食品への利用を目指して微生物探索を行うことになっている。

 NITEは、アジア諸国と微生物資源の利用に関し、これまでもインドネシアやベトナムなどとも合意した枠組みを持っている。企業との共同事業は、独立行政法人「エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)から委託されているプロジェクトの一環で、年304億円の規模で実施されている。




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