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生薬栽培の新技術開発に期待

2014年9月19日 (金)

◆医師の9割以上が処方を経験しているなど漢方薬の活用が拡がっている。しかし、漢方薬の原料である生薬は、国内自給率は12%程度で、多くが中国からの輸入に依存している
◆特に漢方製剤の7割以上に配合される「甘草」は、ほぼ100%輸入している。このため資源枯渇や輸入制限で、甘草の価格が高騰すれば、安定供給面も含め「一気に漢方医学、漢方業界の存亡にかかわる」と懸念する業界関係者もいる
◆そうした中、国内でも企業や自治体で甘草の大規模栽培技術の開発の動きが加速している。ただ、「甘草」は現行の日本薬局方ではグリチルリチン酸の含有量が2・5%以上と定義され、これらは野生種の甘草では基準値を満たすものの、栽培品でクリアするには簡単な数値ではないともいわれる
◆甘草に限らず薬用植物では、栽培技術的な課題のほかにも、国内栽培品のコスト高など解決すべき課題は多い。恒常的な国内需要を満たすためにも、各方面で行われている産官学連携による新たな栽培技術の開発に期待したい。




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