◆国際連合、下部機関の国連開発計画、国連環境計画、国連プロジェクトサービス機関や、専門機関の国際労働機関、国連食糧農業機関、世界保健機関など多くの国際機関トップは欧米人。余談だが国際柔道連盟に日本人は理事すらいない
◆薬剤師の世界であるFIP(国際薬剤師・薬学連合)もその例に漏れない。そんな中、山本信夫日本薬剤師会会長が78票を得、2位通過で開局薬剤師として日本人初の副会長となった。アジアを代表するFAPAの副会長だが、今後はアジアを代表し「世界の場」に立つ
◆直近の会見で山本氏は「30年かかったが良かった」とし、世界の薬剤師の方向を決める場に、直接かかわるという夢がかなうと喜んだ
◆先の国際機関等を含め、世界で働く日本人が少ないと指摘されるが、錦織圭選手をはじめ若い世代の世界を舞台に活躍する姿には惜しみない拍手を送りたい。いくつ肩書きが欲しいのかとの揶揄も聞こえるが、薹(とう)が立った新人には、ぜひ世界の良い常識を薬剤師を含む関係者に直接伝えてもらいたい。
薬剤師も世界へ
2014年09月22日 (月)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
新薬・新製品情報
寄稿