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シーズ探索強化は外資系がリード

2014年09月24日 (水)

◆外資系製薬企業が日本のシーズ探索強化に動いている。バイオベンチャーやアカデミアからシーズを買い取り開発する創薬モデルが定着しつつあり、その余波が日本国内にも広がってきた格好だ
◆ファイザーは、研究拠点を置かずに国内でR&D活動を進める。間野博行教授が発見したALKを標的とした肺癌治療薬「ザーコリ」がその典型。日本イーライリリーも、アカデミアと連携しシーズ発掘に取り組む
◆英アストラゼネカは、大阪大学と臨床開発を中止した薬剤について、新たな適応での開発可能性を検討する「ドラッグ・リプロファイリング」の産学共同研究を開始。さらに田辺三菱製薬とも糖尿病性腎症における低分子創薬で提携した。バイエル薬品は国内シーズを探索する「オープンイノベーションセンター」を立ち上げた
◆世界に目利き部隊を配置し、国内研究拠点にもネットワークの根を張り、必要とあればすぐに獲得に乗り出すスピードの速さは、国内勢を上回る。日系製薬企業はその攻勢に耐えられるか。



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