
岩佐氏
沢井製薬取締役常務執行役員営業本部長の岩佐孝氏は9日の記者会見で、先発品と原薬、添加物、製法が同一のオーソライズドジェネリック(AG)について、「確かに脅威だが、諸手を挙げて全面降伏ではない」との認識を示した。患者や医療従事者に対し、優れた識別性やOD錠化などの製剤工夫を訴求することで、AGへの対抗策にしていく方針だ。
沢井製薬は、12月の追補収載で降圧剤「カンデサルタン」のジェネリック医薬品(GE薬)を発売する予定だが、既に9月にあすか製薬が武田薬品の流通ルートを通じてAGを先行販売しており、3月までに年間売上で約80億円を計画している。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。