厚生労働省は、子供による医薬品誤飲事故の防止対策の徹底を薬局等に求める通知を、都道府県等の担当者に発出した。消費者庁の安全調査委員会がまとめた報告書で、薬袋等に子供による誤飲の注意点を記載する等の対策を講じるよう厚生労働相に意見が提出されたことを受け、改めて周知徹底を図った。
5歳以下の子どもの医薬品誤飲事故は2006年以降、増加傾向にあり、特に医療用医薬品の誤飲が増えている。
12年には5歳以下の子供の誤飲事故が8388件あり、そのうち中毒症状等が見られたものは869件あった。
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