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堀場製作所はこのほど、レーダー光を使って微粒子の大きさを測定する粒子径分布測定装置の新機種「LA‐950V2」を発売した。
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同装置は従来機種の本体構造を踏襲した上で、試料前処理機構部分で4種類のカスタム仕様と、本体に付け外しする前処理用アクセサリ8種類をラインアップするなどし、これまで測定できなかった、また測定が難しかった粉粒体の粒子径の測定をより正確、迅速、簡単にできるようにしたもの。主な仕様はレーザー回折/散乱式、測定範囲0・0103000μm、測定時間1分で、標準価格は980万円(標準タイプの水/エタノール循環仕様)
堀場では同装置を世界戦略製品として位置づけており、成長著しい中国を含め米国や欧州などグローバル市場での拡販を目指す。販売目標は初年度200台、次年度300台(それぞれ内輸出50%)。2010年には現在の国内シェア30%を50%に、世界シェアは約2倍の30%へ押し上げたい考えだ。
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