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【日本イーライリリー】ED治療薬「シアリス」発売‐36時間にわたって効果が持続

2007年9月12日 (水)

関連検索: 日本イーライリリー 勃起不全 ED シアリス 自由診療

 日本で3番目となる勃起不全(ED)治療薬「シアリス」(一般名:タダラフィル)が今日12日に、日本イーライリリーから発売された。イーライリリーでは、従来のED治療剤に比べ、作用時間が長いことや食事の影響を受けないことをアピールし、内分泌・代謝・骨領域担当のMR400人、ウェブサイトによる情報提供などで、主に開業医に向け攻勢をかけることにしている。薬価基準には収載せず、公的医療保険がきかない自由診療扱いとなる。

 シアリスは、ファイザーの「バイアグラ」(シルデナフィル)、バイエル薬品の「レビトラ」(バルデナフィル)に続く製品。同社によると、従来の薬剤は効果継続時間が4時間と短く、食事の影響を受けやすい。そのため患者には、服用するタイミングなどを心配したりする傾向が強かったという。

 シアリスは、ホスホジエステラーゼ(PDE)5阻害作用をもち、性行為の約1時間前に服用することで、血中の一酸化窒素を増加させ、血管を拡張する。36時間にわたり効果を発揮するだけでなく、性的刺激があった場合のみ症状を改善する。さらに、従来のED治療薬とは異なり、高脂肪食を摂取しても薬剤の吸収に影響しないことも特徴となっている。

 5mg、10mg、20mgの3規格を用意し、1日1回10mgを服用する。10mgで効果がなかった場合、医師の判断のもと、患者の状態に応じて20mgまで増量できる。

 343人の患者を対象に実施された国内臨床試験では、プラセボ群に比べて、EDの国際診断指標である国際勃起機能スコア(IIEF)の勃起機能(EF)ドメインスコアを有意に改善したほか、増量によって治療効果が向上した。

 副作用には、頭痛や鼻咽頭炎などがみられたものの、軽度から中等度のもので、プラセボ群との間に発現率の差はみられなかった。

 日本イーライリリーは、MRを大学病院や基幹病院などの施設担当と開業医向けのエリア担当に分割して配属。基幹病院などで同剤の使用コンセプトを構築し、その情報を開業医に対して提供していく。

 また、卸との協働のほか、ソネット・エムスリーの「MR君」を活用した医師への情報提供も行う。患者への啓蒙も重要なことから、ウェブサイトを活用した情報提供活動を進めていくことにしている。

 ニュートン・F・クレンショー社長は10日、都内で開かれた発売発表会見で「日本の患者に貢献すると思う」と述べた。同剤の発売をきっかけに同社は開業医市場への参入を図る。

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