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薬事・食品衛生審議会化粧品・医薬部外品部会は21日、新規有効成分を含む医薬部外品2品目と、化粧品基準の一部改正について審議し了承した。審議結果は薬事分科会に報告される。
了承された医薬部外品は、▽エクセランスクリームノワール(申請者=日本ロレアル)▽カネボウホワイトニングエッセンスS(カネボウ化粧品)””の2品目。
エクセランスクリームノワールは染毛剤(クリーム)で、使用されている色素に新規有効成分の塩酸ヒドロキシプロピルビス(N”ヒドロキシエチル”p”フェニレンジアミン)を含む。同成分は欧米では承認実績がある。
カネボウホワイトニングエッセンスSは、メラニン生成の抑制、シミ・そばかすの予防などを効能効果とする薬用化粧品(化粧水)。新規有効成分の4”(4”ヒドロキシフェニル)”2”ブタノールは、世界でも初めての承認となる。
2品目とも、新規有効成分を含むため、2年間の安全性に関する市販後調査が承認条件とされた。
一方、化粧品基準の一部改正では、ジエチレングリコールが一部の歯磨き剤に混入していたことから、[1]化粧品に配合されるグリセリンには100g中ジエチレングリコール0.1g以下のものとする[2]歯磨き剤へのジエチレングリコールを配合不可””の2点を加えることが了承された。
このほか、生理用品の製法、規格や試験法について定めた生理処理用品基準について、現在では新しい原料が多く使われて、基準として古くなったため、廃止することが了承された。同基準は1966年から適用されていた。
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