グラクソ・スミスクラインは、既存治療で喘息症状をコントロールできない難治性の気管支喘息治療剤として、抗IL-5抗体「ヌーカラ皮下注用100mg」(一般名:メポリズマブ)を新発売した。
ヌーカラは、喘息の重要な炎症細胞である好酸球の機能を調節する役割を果たすIL-5を標的とした初の生物学的製剤で、IL-5が好酸球の表面にあるIL-5受容体に結合することを阻害し、血中や組織、喀痰に含まれる好酸球数を減少させる。
用法・用量は、成人・12歳以上の小児にメポリズマブ(遺伝子組み換え)として1回100mgを4週間ごとに皮下注射する。