日本薬剤師会の山本信夫会長は27日、神戸市内で開かれた兵庫県薬剤師会と兵庫県病院薬剤師会の連携実現1周年記念大会のシンポジウムに登壇し、日本病院薬剤師会との連携強化について「日薬としてはいつでも日病薬とよりを戻すというか、昔の関係になることはやぶさかではない」と語った。一方、日病薬の木平健治会長は、組織の合併には慎重な姿勢を見せたものの「敵対する気は全くない」と強調。現在の良好な関係をさらに発展させたい考えを示した。
日病薬は、日薬に属する団体として1955年に設立した前身の「日本病院薬剤師協会」を経て、71年に日薬から完全に独立した社団法人になった経緯がある。各都道府県でも同様に病院薬剤師会が設立されそれぞれの道を歩んできたが、兵庫県では昨年4月に兵庫県病薬の全ての会員が兵庫県薬に入会し、両会の連携強化を実現した。
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