TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【厚労省】“かかりつけ”要件見直し‐手帳活用なしは評価引き下げ

2017年12月11日 (月)

門前適正化、地域性を考慮

18年度改定の論点を議論した中医協総会

18年度改定の論点を議論した中医協総会

 厚生労働省は8日、中央社会保険医療協議会総会に、2018年度調剤報酬改定に向けた論点を提示した。「かかりつけ薬剤師指導料」(70点:1回につき)の算定を適切に推進するため、かかりつけに同意する必要性を患者と薬剤師が双方で確認した上で、その内容を同意書に記載することや、同指導料を薬剤師1人当たり月100件以上算定している場合に調剤基本料の特例から復活できる規定を「廃止を含めて見直す」ことを提案。お薬手帳を十分に活用できていない薬局の「薬剤服用歴管理指導料」を引き下げる方向性も示した。いわゆる大型門前薬局については、さらなる報酬の適正化を行うこととしたが、医療資源が乏しく、特定の医療機関から処方箋が集中してしまう薬局の評価については、検討が必要とした。

 16年度診療報酬改定で新設された「かかりつけ薬剤師指導料」の算定では、患者にかかりつけ薬剤師に関する丁寧な説明を行った上で、患者の同意を得る必要がある。18年度改定では、同指導料の算定を適切に推進するため、「同意の必要性を患者・薬剤師の双方で確認することとし、かかりつけ薬剤師指導料等に関する同意書の基本的様式を明らかにする」などの措置を検討する。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術