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「3企業、3アカデミア」がタッグ‐免疫炎症性難病の創薬で新たな産学連携

2018年06月04日 (月)

 田辺三菱製薬、慶應義塾大学、高知大学、医薬基盤・健康・栄養研究所、第一三共、小野薬品は、免疫炎症性難病を対象とした創薬研究を行う目的で「免疫炎症性難病創薬コンソーシアム」を発足した。研究期間は今年度から2022年度までの5年間。経済条件は非開示。患者から臨床検体を採取し、免疫炎症性疾患難病の病因や病態の解明を通じて、創薬研究への活用を進める。企業とアカデミアの産学連携は増えているが、アカデミア3者、製薬企業3社が連携する創薬研究のコンソシーアムは日本では画期的となる。企業側では、難病や希少疾患を次世代領域とする第一三共、自己免疫疾患を重点領域とする田辺三菱、免疫疾患治療薬の研究に力を入れる小野薬品が参画する。

 免疫炎症性難病の改善・完治を目指し、世界的に臨床検体を最新技術で解析したデータを創薬研究に活用する「リバーストランスレーショナルリサーチ」が世界的に行われている。しかし、免疫炎症性難病の臨床検体数の収集の限界や研究費用のさらなる増加により、従来のようなアカデミアと企業の1対1の共同研究だけでは効率的な新薬開発が難しくなっているため、複数の産学が連携し、効率的な創薬を行う体制を構築した。


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