【新製品】膣カンジダ再発のOTC治療薬‐「エンペシドLクリーム」を発売 佐藤製薬

2018年6月20日 (水)

 佐藤製薬は、膣カンジダの主な原因菌であるカンジダ・アルビカンスに高い抗菌活性を持つ有効成分クロトリマゾールを配合した、膣カンジダの再発による外陰部症状の治療薬「エンペシドLクリーム」(要指導医薬品)を、7月10日(予定)に新発売する。同有効成分を配合した「エンペシドL」(膣錠、第1類医薬品)の剤形追加製剤として発売するもの。新たにクリーム剤が加わることで、症状に合わせて最適な剤形が利用でき、繰り返す膣カンジダに悩む女性のQOL向上をサポートする(製造販売はバイエル薬品)

 膣カンジダは、女性生殖器の感染症の中で日常頻繁に見られる疾患で、女性の約5人に1人が罹患するとも言われる。原因菌であるカンジダ・アルビカンスは、健康な人の皮膚や粘膜にも常在し、何らかの要因によって膣内で異常増殖すると、膣カンジダを発症する。また、膣カンジダは治癒しても、ホルモンバランスの変化や免疫低下などの要因により再発を繰り返すことも多い。病院に行くのをためらう人が多い疾患のため、膣カンジダの再発患者ではOTC医薬品の膣カンジダ治療薬の需要が高く、こうしたニーズに応えるため同社では2011年4月から「エンペシドL」を発売してきた。

 有効成分のクロトリマゾールは、ドイツ・バイエル社で開発されたイミダゾール系抗真菌剤で、優れた抗真菌作用を有することから医療現場で広く使用されている。「エンペシドLクリーム」は、100g中にクロトリマゾール1gを含有。柔らかく伸びやすい無着色のクリーム剤で、においもほとんどないのが特徴。効能は「膣カンジダの再発による発疹を伴う外陰部のかゆみ(過去に医師の診断・治療を受けた人に限る)」で、外陰部に症状がある場合に使用できる。おりもの、熱感などの膣症状がある場合には、必ず膣錠と併用することが必要となるが、膣症状がない場合でも膣内でカンジダ菌が増殖している可能性があるため、併用することが望まれる。

 成人(15歳以上60歳未満)1日2~3回、適量を患部に塗布する。ただし、3日間使用しても症状の改善が見られないか、6日間使用しても症状が消失しない場合は、医師の診療を受ける。税別価格は10g1780円。




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