11月9日に生命科学シンポ‐テーマは「核内受容体」 東邦大学

2018年10月19日 (金)

 第37回東邦大学生命科学シンポジウムが11月9日午後1時30分から、「核内受容体研究からアカデミア発創薬へのアプローチ」を主題に、千葉県船橋市の同大学薬学部講義室で開かれる。

 同シンポジウムは、国内外で様々な分野の第一線で研究を展開している研究者を講師に迎え、来場者と共に活発な討論を通じて生命科学への理解を深めていくことを目的に開かれている。

 核内受容体は細胞の中でホルモンやビタミンの刺激を受け止め、遺伝子発現を介して細胞の様々な機能を制御している。生体の恒常性維持の要でもあり、病気や治療薬とも深く関係している。今回は、核内受容体の基礎から創薬まで幅広く研究を展開している研究者3氏を講師に、核内受容体に結合する新規化合物を利用して生命の謎を解き明かすと共に、新たな治療薬の開発などの話題が提供される。

 プログラムは次の通り。

 ▽核受容体はすごい:核内受容体の隠された機能を引き出す=菅野裕一朗氏(東邦大学薬学部公衆衛生学教室講師)

 ▽レチノイドの医薬化学:ビタミンからくすりへ=影近弘之氏(東京医科歯科大学教授)

 ▽ビタミンDと受容体研究の新展開=山本恵子氏(昭和薬科大学学長)

 詳しくは、同大学ホームページまで(https://www.toho-u.ac.jp/phar/



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