厚生労働省の「国立高度専門医療研究センター(NC)の今後のあり方検討会」は12日、NC6機関の役割を明記した報告書をまとめた。議論の焦点となっていた各NC共通の研究機能を推進する組織のあり方については、当面は「6NCの法人格を維持しつつ、研究業務の横断支援機能をNC内部の機能として位置づける」案を採用。来年度から整備した上で、2020年度から始動させる。ただ、新法人設立を含め、将来的な組織のあり方について早急に結論を出すべきと促した。
報告書は、▽NCの有機的・機能的連携に向けた組織体制▽NCが果たすべき役割▽研究開発のあり方▽医療提供のあり方▽人材育成のあり方▽情報発信・政策への活用のあり方▽各NCの当面の課題――の7項目で構成。
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