
自分たちで作ったクリームを手の甲に塗って試す子供たち
ロート製薬は昨年12月に、兵庫県西宮市の職業体験型テーマパーク「キッザニア甲子園」に出展している「医薬研究所」ブースをリニューアルオープンした。子供たちが研究するのはリップクリームで、化合物を混ぜ合わせて溶かしたり、冷却して固めたり、子供たちがリップクリームの開発に挑む。医薬品を開発する工程で生じる物質の変化を体感してもらい、身の回りにあるモノの構造を科学的に捉える力を身につけてもらうのが狙い。
研究所の指導員の手ほどきを受けて、小学生6人がリップクリームの原料となるパラフィンをビーカーに流し込む。混ぜ合わせた化合物は容器ごと90℃の熱湯に浸して溶解する。
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