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【アステラス製薬】AI創薬の本格運用開始‐一部工程をほぼ半分に短縮

2019年04月01日 (月)

実験減らし全体最適化

 アステラス製薬は、人工知能(AI)を活用した創薬の本格的運用をスタートさせた。研究開発費の低減や研究開発スピードの向上が求められる中、AIで高速化・効率化を図ると共に、研究者の経験と勘では着想できないアイデアから革新的新薬を生み出す。過去に蓄積した化合物の合成データをもとに、標的蛋白質と親和性が高く、毒性を回避できる化合物を自動的に設計する技術や薬理・毒性試験を一部代替する技術を確立。一部のプロセスでは、従来に比べほぼ半分の期間で期待する成果が得られた。今後は、創薬プロセス全体をAIと組み合わせることで、これまで非臨床段階で実施していた実験を減らし、短期間で新規化合物の臨床試験入りが可能になるよう経験値を積み上げたい考えだ。

 同社では、全社的にAIやビッグデータの利活用を目指しているが、最も先行している領域が創薬分野だ。現在は、▽AIを用いた化合物特性予測の高精度化▽AIによる分子設計▽AIによる化合物構造変換のパターン認識▽AIによるセンサーデータ解析――の4段階でAIの導入が始まっている。


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