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【GE協議会が討論会】地域フォーミュラリー、調剤偏重から脱却へ‐薬剤師本来の役割に回帰

2019年06月03日 (月)
ジェネリック医薬品協議会が都内で開催したパネルディスカッション

 NPO法人のジェネリック医薬品協議会は5月30日、都内でパネルディスカッション「ジェネリック医薬品とフォーミュラリー:地域フォーミュラリー推進に向けて」を開催し、実際に地域フォーミュラリーを導入した医療機関や保険者などが現状と課題を議論した。地域フォーミュラリーを導入した場合の医療経済への影響が大きいことに加え、医療の質向上にもつながることが示され、「地域フォーミュラリーは調剤に偏っていた業務から薬剤師本来の役割を取り戻す事業」との意見も出た。薬剤師が地域フォーミュラリー浸透の主体となるよう期待感が示された格好だ。

 栗谷義樹氏(山形県酒田市病院機構理事長)は、昨年11月から開始した北庄内地域の医療機関や薬剤師会などによる地域フォーミュラリーの現状を報告した。フォーミュラリーが推奨する医薬品以外を処方した場合は、推奨薬でないことをアラートで伝えているなど実際の運用を紹介。その上で、院内フォーミュラリーと比べて導入の難易度が高い一方、地域の医療経済への影響が大きいと効果を指摘した。


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