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【熊本機能病院薬剤部】中規模病院でフォーミュラリー‐同効薬を推奨、医師が選びやすく

2019年07月22日 (月)

 中規模病院の熊本機能病院(395床)は、昨年から院内の医薬品使用指針としてフォーミュラリーの運用を開始した。通常、同種同効薬で作成するケースが多いが、同院では医師の要望も踏まえ、医薬品情報担当薬剤師が中心になって同効薬の処方選択を標準化。作用機序の異なる薬剤も併記することで医師が薬剤選択をしやすくなるよう工夫した。昨年9月に経口プロトンポンプ阻害剤(PPI)のフォーミュラリーから開始し、現在5種類の薬効群で運用している。今後、同院薬剤部では、薬効群における処方変動や薬剤購入額の推移を調査することで有用性を評価していきたい考え。中規模病院におけるフォーミュラリーの取り組みは全国的にまだ少ない中、徐々に裾野が広がってきていると言えそうだ。

 同院は、DPCの一般病床(176床)と回復期リハビリテーション病床(131床)が主体の病院で、整形外科、リウマチ科、形成外科、脳神経内科など17診療科を擁する。常勤薬剤師は13人。同院では、先行する他施設の報告を踏まえ、経済的で有効な薬物治療を推進できると判断。薬剤部、院内の医薬品安全管理委員会での審議を経て、昨年からフォーミュラリーを導入し、まずPPIで運用を開始した。


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