◆厚生労働省によると、今年1月時点での要介護(要支援)認定者数は656万人に達している。一方、国立長寿医療センターによると、「低栄養」または「低栄養のおそれあり」と判定された在宅療養高齢者(在宅介護者)は約7割に上る
◆低栄養は、「食事の量が減ることで、体を動かすために必要なエネルギーや蛋白質、健康維持に必要なビタミン、ミネラルなどの栄養素が不足した状態」とされ、免疫力や運動能力の低下、体重減少などを引き起こすと言われている
◆高齢者の低栄養をサポートすることが期待されているのが、介護用レトルト食品。アサヒグループ食品の調査によると、まだ認知率は高くないものの、年々利用意向は増加し、リピート率も7割以上に及ぶ。最近では商品のバリエーションも多彩になっている
◆在宅介護者は外出が困難なケースもある。その場合には食に楽しみを見出す高齢者なども多いのではないだろうか。栄養バランスに加え、食の楽しみも提供できる介護用レトルト食品市場の今後の展開を注目したい。
高齢者の低栄養
2019年12月02日 (月)
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