厚生労働省は、2018年の「国民健康・栄養調査」の結果を公表した。糖尿病が強く疑われる人の割合は男性18.7%、女性9.3%で、男女共に60歳以上の高齢層で高い傾向が見られた。肥満者の割合は男性32.2%、女性21.9%で、男性は40~50代の中年層、女性は60歳以上の高齢層で割合が高い結果となった。
全国3268世帯を対象に、糖尿病、食生活、運動習慣等に関する状況の調査を実施。また、4年ぶりに所得と生活習慣等に関する調査も行った。
その結果、「糖尿病が強く疑われる人」の割合は、男性18.7%、女性9.3%で、前年と比べて男性が0.6%増、女性が1.2%減で、厚労省は「過去10年間で見ると、男女とも有意な増減は見られない」とした。
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