医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団は3月16日に、専門コース「製造販売業者における責任役員及び三役の責任と役割―改正薬機法が求める企業ガバナンス」を、東京渋谷の日本薬学会長井記念ホールで開く。
医薬品製造販売業における責任役員、総括製造販売責任者には、コンプライアンス(法令遵守)にとどまらない広範な企業ガバナンスに責任を持って取り組むことが求められている。
同研修会では、行政が求める企業ガバナンス、製薬企業におけるガバナンス/コンプライアンス体制の実際、さらに責任役員・総括製造販売責任者の責任と役割などについて講演が行われると共に、質疑応答を通じて製薬企業におけるガバナンスのあるべき姿などを議論する。プログラムは次の通り。
・改正薬機法を踏まえた製薬企業の法令遵守体制:責任役員に求められる役割―堀尾貴将(厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課法務指導官・弁護士)
・製薬企業におけるコンプライアンス強化の取り組み―山中秀紀(アステラス製薬エシックス&コンプライアンス部長)
・責任役員及び三役の現状と課題―市原正人(日本製薬団体連合会薬制委員会委員長)
問い合わせは、同財団研修担当(TEL03.3400.5644)まで。