医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団は、日本薬局方に関する研修会を4月10日に大阪淀屋橋の朝日生命ホール、4月14日に東京御茶ノ水の全電通労働会館(全電通ホール)で開く。
研修会では、第十八改正日本薬局方等に関する最新の検討情報やバイオ医薬品に関する品質確保の基本的考え方、日局標準品・標準物質の品質評価法と適正使用、エンドトキシン試験法と測定試薬に遺伝子組み換え蛋白質を用いる代替法について、専門家から解説が行われる。プログラムは次の通り。
・最近の日本薬局方関連の動向について」―医薬品医療機器総合機構審査マネジメント部医薬品基準課
・バイオ医薬品に関する話題:バイオ医薬品の品質確保の基本的考え方ほか―石井明子(国立医薬品食品衛生研究所生物薬品部長)
・定量NMR法にて値付けされた試薬・試液における純度規定の改正について―内山奈穂子(国立医薬品食品衛生研究所生薬部第二室長)
・一般試験法(2.48)水分測定法改正案について:大阪会場―林美則(関西医薬品協会技術研究委員会常任委員)、東京会場―加藤くみ子(北里大学薬学部教授)
・新規参考情報:エンドトキシン試験法と測定試薬に遺伝子組み換え蛋白質を用いる代替法について―菊池裕(千葉県立保健医療大学健康科学部栄養学科教授)
問い合わせは、同財団研修担当(TEL03-3400-5644)まで。