
山本信夫氏
日本薬剤師会は14日に都内で開いた臨時総会で、任期満了に伴う会長・副会長候補者選挙を行い、山本信夫会長の4選を決めた。会長候補選は、立候補者が現職の山本会長1人で、対立候補がいなかったため、投票は行わず挙手による採決を行った結果、代議員の賛成多数という形で決定した。開局の薬剤師が会長を4期務めるのは初めて。同じく定数内の5人が立候補し、信任投票となった副会長候補選も全員が過半数の票を獲得して当選した。いずれも6月の定時総会で正式に就任し、新執行部が発足する。
代議員の挙手多数によって信任を得た山本氏は、「新執行部をどのような体制で組んでいくかが大きなテーマになる。6月までにしっかり構想を練って、様々な意見、指摘を反映させたい」と強調。「次の世代の薬剤師が輝ける未来を迎えられるよう体制を組んでいきたい」と抱負を語った。
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