MSDは6日、米メルク本社による婦人科領域、長期収載品、バイオ後続品事業の分社化に伴い、日本でも「オルガノン」として新会社を設立したと発表した。ヤニー・ウェストハイゼン社長は、同日開催した記者会見で、「研究主導型のバイオ医薬品トップ企業として事業展開を続けるに当たって、癌、ワクチン、病院製品、アニマルヘルスの領域に注力するために分社化した」と目的を語った。2021年前半に日本での分社化を完了する予定。
メルクは、2月にオルガノンを新設すると発表。新薬では婦人科領域のリーディングカンパニーに向け、グローバル展開を図る方針を打ち出しており、日本でもオルガノンとして分社化する。ウェストハイゼン氏は、「現在、オルガノンの事業体制を計画している段階だが、ポートフォリオをサポートし、独立した状態で安全性管理もきちんとできるような体制にしていく」と語った。
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