
握手する共和薬品工業の角田礼昭社長(左)とフロンテオの守本正宏社長
共和薬品工業は3日、人工知能(AI)ベンチャーのFRONTEO(フロンテオ)と、認知症診断支援システムの開発・販売に関する事業提携契約を結んだ。フロンテオが2023年の承認取得に向け、医療機器として国内開発を進め、共和薬品は承認後の販売を担う。共和薬品は、強みの中枢神経系(CNS)領域で幅広くビジネス展開する経営ビジョンを掲げており、今回の提携をきっかけに実践段階に移行させたい考え。
2月の基本合意をもとに協議を重ね、契約に至ったもの。共和薬品はフロンテオから最終製品の供給を受ける一方、同社に対して契約一時金、開発・販売マイルストン、売上に基づくロイヤリティを支払う。
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