インテージヘルスケアは、全国のOTC医薬品販売動向調査データをもとにした2020年10月度の「市販薬(OTC)市場トレンド」を発表した。10月の販売金額は900億円で、消費税増税後の買い控えで市場が縮小していた昨年10月と比べて3.0%増とプラスになった。全42薬効のうち、半数以上で前年比プラスとなっている。
調査は、同社の全国一般用医薬品パネル調査に基づくもの。OTC医薬品を販売しているドラッグストアやスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター、ディスカウントストアを対象に、POSデータをオンラインで集めた。調査店舗は3245店舗。対象カテゴリーは医薬品と指定医薬部外品とし、各店舗でのバーコード別の販売年月日、販売個数・金額などを調べた。
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