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【日本薬学会第141年会】元素の力で切り拓く次世代の低分子創薬‐重水素から高周期元素まで

2021年03月19日 (金)

シンポジウムの概要

オーガナイザー
 藤井晋也(医科歯科大生材研)
 太田公規(昭和大薬)

 近年、生命科学における技術革新を受けて、抗体医薬や核酸医薬、あるいは細胞医薬や遺伝子治療など、新しいモダリティの創薬研究が活性化している。その一方で、医薬品の王道として君臨していた低分子化合物の創薬研究は、それらの新たなモダリティに押されてプレゼンスが低下している印象は否めない。

 しかし、低分子医薬品はコストや品質管理において大きな強みを有しており、今後も世界の疾病克服のための第一選択であると考えられる。

 本シンポジウムでは、低分子創薬を活性化する一手法として、元素多様化による新たな創薬戦略に焦点を当てる。重水素、ホウ素、ケイ素、そして高周期元素のヒ素まで、多様な元素の性質に着目した多元素創薬化学研究、そして2020年に承認された初のホウ素中性子捕捉療法薬ボロファラン(10B)の開発についての講演を通して、画期的な創薬研究手法の開発や、革新的新薬を生み出す新しい低分子モダリティの創出について議論したい。

 (藤井晋也



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