東京理科大学は、生涯現役であり続けたい人や社会人としての知識、見識を高めたい人、豊かな教養を身につけたい人に向け、2018年から新たなリカレント教育拠点「東京理科大学オープンカレッジ」を開設しているが、新たに今月から9月にかけて化粧品に関する各種教育講座を開講する。
今回の講座は、ジャパン・コスメティックセンターの協賛を得て、化粧品の効能だけでなく、歴史や原料、効果、安全性、化粧品ビジネスに至るまで「化粧品」を包括的に学べるよう3シリーズ全12コマ(1シリーズ4コマ)で構成されている。
各講座の個別受講、一括受講がいずれも可能で、全てオンライン講座となる。受講料は1コマ3500円、4コマ1セットで1万3000円。
各講座と講師の各氏は次の通り。
化粧品の概要
オリエンテーションと化粧品概論=坂本一民(東京理科大理工学部客員教授・24日)、化粧品とビジネスアライアンス=神田不二宏(武庫川女子大学客員教授・5月15日)、化粧品の科学技術史=南野美紀(ベルヴィーヌ副社長・5月29日)、化粧品をめぐる心理学=阿部恒之(東北大学大学院教授・6月12日)
化粧品の基礎
化粧品の成り立ち=鈴木敏幸(東京理科大理工学部客員教授・6月26日)、化粧品の基礎界面化学(同教授・7月10日)、化粧品の原料=早瀬基(花王上席主任研究員・7月17日)、化粧品の乳化・可溶化=山下祐司(千葉科学大学薬学部准教授・7月24日)
化粧品の肌への作用
化粧品と皮膚・美と健康は表裏一体=井上紳太郎(岐阜薬科大学特任教授・8月1日)、化粧品の評価=菅沼薫(日本顔学会会長・8月8日)、化粧品と皮膚科学的応用=中田土起丈(昭和大学藤が丘病院教授・8月29日)、化粧品の安全性と評価=小島肇(国立医薬品食品衛生研究所安全性予測評価部室長・9月5日)
問い合わせは、同大オープンカレッジ事務局(TEL03-5227-6268)まで。